四捨五入します。 四捨五入は小数を扱う場合は必ず誤差が発生します。

Perlの場合

標準関数はありません。 Math::Roundモジュールを使用できますが、恐らくサーバ環境に依存します。 整数で四捨五入するには「round」を使用します。 注意しなければならないのは、第2引数は四捨五入する桁の指定では無いことです。 自前でサブルーチンを用意する場合は誤差の検証も必要になりますので後述します。

# 整数で四捨五入
use Math::Round;
print round( 12.3 )        # 12
print round( 12.3, 45.6 ); # 12, 45

指定桁で四捨五入するには「nearest」を使用します。 第1引数が桁の指定で、それ以降は四捨五入する数値です。

# 指定桁で四捨五入
use Math::Round;
print nearest( 0.1, 12.34 )         # 12.3
print rearest( 0.1, 12.34, 56.78 ); # 12.3, 56.8

PHPの場合

標準関数「round」を使用します。 誤差についての詳細は不明です。 引数には注意が必要です。 第2引数の指定方法は最悪です。

○ = round( △, ▲ )
<引数>
△:四捨五入する数値を指定
▲:四捨五入する小数点の桁数を正数で指定(0で0、0.1で1、0.01で2と続く)、逆に正数の桁数は負数で指定(10なら-1、100なら-2と続く)
<戻り値>
○:四捨五入した数値

ActionScriptの場合

標準関数「Math.round」を使用します。 誤差についての詳細は不明です。 四捨五入は正数のみです。

○ = Math.round( △ )
<引数>
△:四捨五入する数値を指定(数値型)
<戻り値>
○:四捨五入した数値(Number型)

JavaScriptの場合

標準関数「Math.round」を使用します。 誤差についての詳細は不明です。 四捨五入は正数のみです。

○ = Math.round( △ )
<引数>
△:四捨五入する数値を指定(数値型)
<戻り値>
○:四捨五入した数値(数値型)